スティック・イット! | 映画を観よう

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古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪

スティック・イット!/ミッシー・パーグリム
¥3,870
Amazon.co.jp

ドイツ/アメリカ 2006年

ジェフ・ブリッジス、ミッシー・ペレグリム、ヴァネッサ・レンジーズ、ニッキー・スーフー、マディ・カーリー、ケラン・ルッツ、ジョン・パトリック・アメドリ


監督・脚本:ジェシカ・ベンディンガー 『チアーズ』(脚本)
音楽:マイク・シンプソン

【ストーリー】

かつて天才少女と言われていたヘイリーは、世界選手権のチームの優勝がかかった最終演技の直前に棄権して金メダルを逃してしまう。そのことがきっかけで、体操界から厄介者として、家族もバラバラになって、いまや警察の世話になるほどの落ちぶれよう。遂に少年院へというところまできた彼女に、裁判所命令として鬼コーチ・ヴィッカーマン(ジェフ・ブリッジス)のいる体操クラブへの参加が下される。嫌々ながらやってきたヘイリー(ミッシー・ペレグリム)を待っていたのは、冷たい眼差しの選手と、まさに鬼のようなコーチだったが・・・。


これはナイスな1本でした~♪

ひさしぶりにレンタルショップへ出かけて見つけたのですが

我ながら、いい勘していたな(笑)とニンマリ~


日本未公開作品ですって~

もったいないなぁ~、ほんと面白かったです♪

スカッ!とするイイ作品


まず、ジャケットを見て

ヒラリー・スワンク似の女の子だなぁ~と・・

それからジェフ・ブリッジスが出ているということで

即借ります~とレジへ♪


『チアーズ』の脚本を手がけたというジェシカ・ベンディンガーの

初監督作品ということですが、脚本も彼女


体操という特殊な世界の問題点を浮き彫りにしながらも

毒のないタッチでいながら、チクリと皮肉っているような感じは

女性ならではの視点と、スパイスが効いている作品


幼い頃から、特別な才能を持つ少女たちは

親やコーチの思いを一手に引き受けて、多感な時を過ごしているのに

そんな彼女たちの心のフォローをする人はだれもいない


主役のヘイリーも、心から尊敬できる人の元にいたいだけ

やんちゃなことをしているけれど、素直で真っ直ぐな彼女の思いは

いろんな人に理解され、選手権では大変なことに!

(ありえないことだらけ~だけど、そこは大目に・・)


でも、そういうところがまた妙に小気味良くて

観ている私はワクワクしてしまいました♪


そして、予想通り、ジェフ・ブリッジスがいい♪

もう、ほんとうになんでこんなにいいんだぁ~と思ってしまいます

腕折ったりするところなんか爆笑(汗


同じ体操クラブの女の子たちも最初はチョッピリいじわる

こういう作品には必ずいる、タカビーな女の子も・・

でも、彼女たちもまた普通のかわいい女の子だったりして

そんな所もちゃんと描かれていていいです


久しぶりにスカッ!とする作品で気持ちもスッキリ~でした