ELIZABETHTOWN
アメリカ 2005年
オーランド・ブルーム、キルステン・ダンスト、スーザン・サランドン、アレック・ボールドウィン、ブルース・マッギル、ジュディ・グリア、ジェシカ・ビール、ポール・シュナイダー、ゲイラード・サーテイン、ジェド・リース、アリソン・マン
監督・脚本:キャメロン・クロウ 『ザ・エージェント』、『バニラ・スカイ』
音楽:ナンシー・ウィルソン 『バニラ・スカイ』、『夜叉』
【ストーリー】
大手シューズ会社にデザイナーとして勤務するドリュー(オーランド・ブルーム)は、長年開発に打ち込んできた画期的なシューズが酷評を受けた上に、返品が続き会社に10億ドルもの大損害を招いてしまった。もちろん会社をクビになって、失意の彼は自らの命を絶とうとした・・・まさにその瞬間、電話が鳴る。それは突然の父の死を告げる内容だった。生まれ故郷に帰省していた父親は突然の心臓発作で亡くなったという。父の葬儀のためにケンタッキー州の小さな街、エリザベスタウンへ家族の代表として向かうドリュー。その飛行機の中で、陽気でお節介焼きのフライト・アテンダント、クレア(キルステン・ダンスト)と出会う。道順を教えたついでに電話番号まで渡すクレアだったが、ドリューはそれほど気に留めてはいなかった。けれど、初めて会う親戚や父の友人、初めての街。一人ホテルに戻ったドリューは誰かと話したくてクレアに電話をするのだが・・・。
いろんな方のブログでこの作品の感想を見かけましたが
いつか見ようと思っていたので、スルーしておりました
いつもの通り、ストーリーはほとんど知らず
ただ、オーリーとキルスティンの二人はどんなんだろう?と
そんな感じで見始めました
古き時代の騎士だったり、愛しい人のために頑張る青年だったり
ちょっとコスプレっぽい彼しか観たことがなかったので
こんなに普通の彼にちょっとビックリ
すんごいカワイイ顔していると思ってたけれど
意外にヘンな顔もするのね・・とか
Tシャツの上からでもわかる胸筋は
なかなか鍛えているのだろう・・とか
いや~(汗
ストーリーよりも、オーリーを観ているだけじゃん・・
なんていわないでください
一人でホテルに戻ったドリューが
誰かと話したくて、電話よ鳴れ!!とか言う気持ちわかります♪
それから、もう眠たくてヨレヨレなのに
電話が心地よくてついつい話過ぎて朝になるのもわかる
さらに、電話で思いっきり話しつくしているから
逢うよりも電話だけの関係のほうがいいんじゃないか?と思う気持ちも!
すごーく、そこいらへんいいる若者のドリュー
ちょっと変わっているけれど、すごく優しいクレア
二人がこの街で出会ったことは
本当に素敵なことだなぁ~と思いました
そして、かなり読めるんだけど
クレアの渡す地図
ルートもBGMも全て考えられていて
少しずつドリューの心を開放していってるのがわかるし
その所々に登場するお店やモニュメントが面白いし
なんだか一緒に旅している気分!
アメリカって広いなぁ~って感じました
そして、ゆっくり前に進むことが大切だってこと
キルスティンは苦手~という方多いけれど
(スパイダーマンのヒロインっというところでムッとした私ですが・・・)
この作品の彼女はイイですねぇ~♪
いや、『エターナル・サンシャイン』の彼女も良かった!
こんな女性がいても
普通の男性はきっと都合のイイ女って感じになっちゃうんでしょうね
彼女が言う「穴埋めにはもってこいの・・」
でも、ドリューにとっては、とてもスペシャルな存在
もちろん彼女にとってもドリューの存在はそうなるのかも
彼女の地図で、目的地にたどり着けたドリュー
その旅の途中で見せてくれるいろんな表情
オーランド・ブルームって、いい男なだけじゃないのね・・
なんて、また私のリストにいい男が一人追加されちゃいました♪